年齢とともに顔のたるみが気になってきた、という人は多いでしょう。
これは、加齢によって肌のハリや弾力を守る成分が
減少しているために起きる現象です。
また、生活スタイルによっては人と話したりするなどの
表情筋を使うことが大幅に減ったがために、顔がたるんでくる
ということも原因として考えられます。
したがって、たるみを防ぐにはこれらの成分の元となる
栄養素を摂ったり、表情筋を鍛えることが重要です。
肌のハリを保っているのはコラーゲンや
エラスチンといった繊維組織です。
これらはタンパク質が元になっているので、
鶏肉や大豆などの良質なタンパク質を
多く摂ることで産生を促すことが期待できます。
大豆には女性ホルモンと同様の働きをする
イソフラボンも含まれているのでより効果的です。
食事によって顔のたるみを防ごうとする場合、
その摂り方も大切になってきます。
コラーゲンの増産を狙うなら、タンパク質を
摂るのはもちろんですが、同時に
ビタミンAを摂るとより高い効果が望めます。
ビタミンAはほうれん草やカボチャ、
レバーやウナギなどに多く含まれています。
肌のうるおいを守るセラミドも大切ですが、
これはひじきやごぼうなどに含まれています。
特にごぼうは噛むことで顔の筋肉を
鍛える効果もあるのでおすすめです。