昔と比べて老けた気がする、もしかしたらそれは顔のたるみが原因かもしれません。
顔の皮膚は加齢と共にたるんでいきますが、するとシワが深くなったり、
影ができやすくなったりすることで、年齢を感じる表情へと変化してしまうのです。
そして顔のたるみの原因のひとつに、筋力の低下が関係しています。
若い時は元気な筋肉によって皮膚が引っ張り上げられており、それによってピンとした肌が保たれています。
しかし筋力の低下が起こると、皮膚を引っ張り上げる力が衰えてしまいますので、
ハリのない年齢を感じる表情となってしまうのです。
顔のたるみが起こる要因は複数ありますが、表情を作る時間が少ないのがその内のひとつです。
例えばパソコンを使っている時、顔が無表情のままという人が多いですが、
筋肉を使う時間が減ることで衰えが促進されます。
スマホの使用も関係しています。長時間の使用による影響はパソコンの場合と似ていますが、
他にも顔を下向き加減にして使うのも問題です。
背中や首などの姿勢が悪くなることにより皮膚がたれ下がりやすく、二重アゴやほほの下がりなどが生じ得ます。
スマホ顔とも言われている症状で、現代人に増えています。
顔のたるみは表情筋という、皮膚の下にある筋肉が衰えることで発生します。
複数の筋肉によって表情を作り出すことができますが、パソコンを見続けているなどして
無表情でいる時間が長くなると、筋肉は次第に弱っていきます。
当然、加齢による衰えもありますので、それと相まって加速度的に老けてしまう恐れがあるでしょう。
改善をするには顔の筋肉を鍛えることが大切ですが、そのためには表情筋を意識して使う習慣を持つことが必要です。
体の筋肉を使えば鍛えられるように、意識的に筋肉を強化することで顔のたるみの改善に期待ができます。
筋肉を効果的に鍛えるには、普段、動かさない部位の動きを意識しながら表情を作り出すことです。
色々な表情を作ってみることで心地の良い疲れを感じられるはずです。
しっかりと筋肉が動いている証拠であり、柔軟性を高めていくことにもなります。
具体的なやり方は色々ありますが、スタンダードなのは「あいうえお体操」です。
それぞれの言葉を発する際に、大袈裟なくらいに表情を作ります。
例えば、「あ」の口を作る時には、口を大きく広げながら目を開き、尚且つ眉毛も上げるといった具合に、
顔全体の筋肉をめいっぱい使い顔のたるみの改善を目指しましょう。