顔のたるみは、加齢や紫外線、ストレスや食生活など様々な要因が働いて起こります。
顔のたるみが出ると、老けて見られたり、顔のフェイスラインがぼやける、
毛穴が目立ってほうれい線も目立ち始めた、などの悩みも出てきます。
手術でたるみを改善する治療はリスクが怖く、化粧品ではなかなか効果がでない、など
顔のたるみは進行すると改善することは難しくなってきます。
しかし、ボトックスによる治療は、メスを入れることなくたるみに働きかけて改善することができます。
表情筋が衰えた場所には顔のたるみが生じますが、ボトックスを注入することで
緊張した筋肉を一時的に弱くして自然に動きを鈍くすることで、たるみの原因を取り除いていきます。
ボトックスはボツリヌス菌の毒素から生成したものですが、筋肉の働きを
弱める作用を利用して、安全な形に変えて利用するので危険はありません。
治療内容は、皮膚の浅い層に広い範囲に注射します。
注射した場所はハリがアップしてたるみも改善されるので、毛穴も目立たなくなってきます。
施術時間も短くダウンタイムもないので、誰にも気づかれずに治療できます。
治療効果も即効性があり、施術直後から効果を実感できます。
効果の持続は約半年、長い場合は8ヶ月程になります。
その為、効果を持続させるためには定期的な施術が必要になります。
しかし、2回目からの効果の持続は長くなる傾向にあります。
また、医師の経験や技術によっても仕上がりが違ってくるので
事前にしっかりとカウンセリング、下調べをしておく必要があります。
顔のたるみはマッサージによって治療することもできます。
顔のたるみの原因はコラーゲンなどの弾力成分の減少、
筋力の衰え、また溜まった老廃物や脂肪などです。
老廃物が溜まるとむくんで脂肪がつきやすくなってしまいます。
このことによって顔のたるみが生じます。
老廃物の排出を促すリンパマッサージで治療しましょう。
治療を行う際、摩擦を軽減するためにオイルやクリームを付けましょう。
乳液でも良いと思う人もいるでしょう。
乳液はすぐに乾いて摩擦が起きます。
ですから、高い保湿力があるオイルやクリームがおすすめなのです。
治療用のクリームやジェルも登場しました。
顔のたるみに対するリンパマッサージの仕方としては、まず首筋のリンパを上から下にかけてすりおろします。
10回くらいすりおろしましょう。それから、口角から耳へ、頬骨の下の部分から耳へ、小鼻の横の部分から耳へ、親指でさすります。
それぞれ3回くらいさすりましょう。
注意点としては力を入れ過ぎないように注意してください。
力がかかり過ぎた部分はコラーゲンが壊れたり、細胞が疲労したりしてしまいます。
力の強弱は部位によって違ってきますが、いずれにしても力の入れ過ぎに注意してください。
首のリンパに対しては力を強めに入れましょう。ちょっと痛いくらいの力です。
また、くれぐれもリンパの流れに逆らわないようにしてください。
あまり何度もすりおろしたり、さすったりもしないようにもしてください。