加齢と共にみるみるお肌のツヤや弾力性は失われ、
たるみが目立つようになってきます。
こんなときのたるみ治療としては専門医療の力を借りた
美容整形術を活用するのが良いでしょう。
その中でもたるみの引き上げの施術は
かなりの高度なテクニックを要するものです。
メスを用いずとも顔の皮膚の中に糸を埋め込み、
それらによってたるんだ肌を引き上げるという手法がある一方、
顔の目立ちにくい部位にメスを入れて切除して
たるみをピンと張り直した上で再び縫合するという
手法もあり人気を呼んでいます。
顔の皮膚は筋肉に直接はりついていることで、年齢を重ね
コラーゲンなど皮膚の弾力を保つ物質が減少し、弾力の衰えた皮膚を
筋肉とじん帯組織が強く引っ張り、たるみやシワができてきます。
解剖学から見ると、深いシワやたるみを解消するには
形成外科医などによる手術が必要となるのです。
今日、日本やアジアのみならず、欧米でも高い評価を得ている手術があり
それは1986年に米国美容外科学会からウォルター・スコット・ブラウン賞を
受賞した、美容外科・皮膚科の医師である白壁征夫医師による
東洋人のアンチエイジングに関して、国際的に認められている術式になります。
自身が開発をしたフェイスリフトの手術・SAMAS三角弁法になり、皮膚だけでなく
皮膚の下にある表在性筋膜(SAMAS)をしっかり持ち上げることで
より若々しい輪郭を取り戻すことになる術法です。
傷口の皮膚に対する負担が軽く、傷跡も綺麗に治るうえに
手術時間も短いものとなっています。
改善を重ねたSAMAS法は、アジアをはじめ欧米各地でも使用されているのです。
東洋人の肌は、年齢とともに重力の関係でたるみが出てくると言われ、
ベッドで寝ながら鏡を見た時と、座って見た顔の変化が大きく感じた時が
手術のタイミングだといわれています。
この方法はしっかりと効果が実感できますが、皮膚と
脂肪と筋肉、縫合後の丁寧さにより傷跡が気になったり、
また、ダウンタイムのことや、表情のつっぱりなども
気になるところです。
しかししっかりとしたクリニックを選び、十分な説明を
受けることで、回避できる人気の方法です。
どの手法が最適かは患者それぞれのコンディションによって
異なってきますので、まずは医師の診察のもとで
入念なカウンセリングを受けることから始めるとよいでしょう。